2007年春の続編


春の花は私に沢山のエネルギーを与えてくれました。
前回の春を作成して、月1回のペースで更新は無理かな?と密かに誓ったのに・・・

北国の2007年は異常に寒く、季節感が味わえないでいます。
そんな心に、野の花が季節をささやいてくれています。


今年は、私にとって不思議な年です。
今まで、見たこともない草花を私に見つけさせてくれます。
何かがあるのかな?
まず、とっても不思議な花ですので、紹介します。

クマイザサの花
笹の花が咲くとその笹は枯れてしまう
と言われてめったに見られない。
落葉松の花
松に花が咲くことも初めて知った。
これがマツカサになるの?
緑色のエンレイソウ
野の花に興味を持つこと○年
でも、今年はこんな現象を見る
キクバオウレンの種子
前回、この花の愛らしさの魅力を
紹介しましたが、その後です。
レンプクソウ
緑の花?小さいけど花らしい。
手折って見ると臭いがする。
オクエゾサイシン
此花は何処かで見かけて花名を調べる
のに苦労したのに、すでに忘れている。
イワカガミ
此花は何時もの感動をくれる
美しい花です。
キクバクワガタ
思い出のある花。高山植物を種で植えて
卸している人と知り合いになった頂き物。
ゴゼンタチバナ
秋に赤い実をつける小さな植物です。
周囲のマイズルソウなどと競って咲く花。
エゾゴゼンタチバナ
此花は、何か変わっている?葉の付き方と
形です。花も少し変わっている。

笹の花を見つけたときに、写真を撮りました。
クマザサとしか知らなくて、ネットで調べたら3種類の笹がある!
どこにでもある笹で皆同じと思っていた。
こんな私のHPです。間違っていたらお知らせください。

こういうことにこだわりたくないのですが・・・・。
高山植物は、盗掘されています。
このまま、故郷を残しておいて欲しいものです。
ここへ行くと当然この花が咲いていて・・・
と、覗くとその周囲に盗掘した後が残っている。
これらの記憶にある花を含めて故郷です。
故郷にあったあの花とこの花。
多分望郷の思い出として残り続けてほしいのです。

人間の生活が便利になるために、自然を破壊し、故郷の貴重な花が消える。
そんな運命の草花達です。
せめて、手折って種を蒔いて故郷を抱きしめていたいものです。

野の花に興味が出てくると、同じ場所で来年も逢えると思う。
しっかり記憶に留めたつもりでも、周囲の環境で
その場所が分からなくなる。
今回黒百合を見つけておいた場所が、探せないでいます。
原野のちょっとした特徴で覚えるのですから仕方ない。
掘り起こして持っていかないでください。

これから沢山の野の花が秋まで咲き続けてくれます。

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